あ、はい。そうですか。

雑食エンジニアのチラ裏

情報処理技術者試験ーシステム監査(AU)振り返り

合格したので振り返り。

前提

情報処理技術者試験は毎回のように受けていて、今回も午前Iは免除です。

システム監査については、具体的な業務内容もわからない状態ですが、春に受ける区分がなくなってきたため、消極的な理由で受けることにしました。

勉強期間は試験申し込み開始時期からの3ヶ月ほど。 その間にAWSの試験を受けたりもしていたので、集中してできていない時間も多かったと思います。

基礎固め

システム監査の業務がイメージできなかったので、副読本として以下を読みました。

なかなかまとまっていて、かつ改訂もされていて良いのではないでしょうか。

さらに各種基準も読みました。 これが一番まとまっていると思いますので、必読です。(無料ですし) セキュリティは余裕があればで良いです。

「システム監査基準」及び「システム管理基準」の改訂について(METI/経済産業省)

午前II

情報処理技術者試験慣れしていたので、IPAの過去問を2回分解いて、間違っていた問題だけチェックしました。これだけ。

これで十分と感じていましたが、結果をみると不十分でした。反省。

午前の手応えがないと、午後のモチベーションが低下しますからね。余裕でクリアできた方が良いですね。

午後I

翔泳社の教科書の問題をベースに勉強しました。 他の区分に比べて、必要知識は少ないと思います。 その分、勉強はしにくいです。問題演習をメインで行い、どんな問題がでるかの感覚を養うのが大事です。

これも結果から考えると不十分でしたが、なかなか具体的な対策がしにくかったです。 プロマネに近いとは思います。観点が違うだけで、必要知識は同じ。 「プロマネがやるべきことをやっているかを確認する」のがシステム監査です。

特に理由がないならシステム監査より先にプロマネでしょう。(実際はどうなのかな?)

午後Iは問題を選択できるのですが、ネットワークなどと異なり、どれでも大差ないと思います。

一応問題集も買いましたが、ほとんど手付かず。

午後II

論文集を流し読み。どんなレベルで書けばよいかを確認します。

今回は前もって実際に書いてみる、といったことはせず。 論文系の試験が初めての場合は、書いてみた方が良いです。 特に最初の設問は同じですから。

午後IIも午後Iと同じであまり問題によって変わらないように思います。

本番では疲れてくる時間帯で如何に集中できるかです。 私の場合は、午後Iをさっさと退出して、音楽を聴きながらアーモンドチョコを食べるルーティーンにしています。

でも疲れた。

おわりに

よく合格したな、とは思います。

なかなか関わる機会のないシステム監査ですが、こうして視点を意識して俯瞰してみるのもいいですね。

次回はITストラテジストを受ける予定です。